ラストマイル感想は?MIU・アンナチュラル見ていなくても大丈夫?【ネタバレ】

映画
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2024年8月23日より公開された映画「ラストマイル」が、

公開5日間で観客動員数100万人を突破しました!

2024年公開映画の中で、これほど大ヒットした映画はなかったのではないでしょうか?

今回は、そんな映画「ラストマイル」の筆者自身の感想と他の方々の感想をまとめてみました

また、ラストマイルは

シェアード・ユニバース・ムービー

という聞きなれないジャンルなのですが、

ドラマ「MIU404」と「アンナチュラル」のメンバーも同作品に登場します。

独立したそれぞれのドラマが一つの作品となっているものを

“シェアード・ユニバース・ムービー”というようなのですが、

「MIU404」と「アンナチュラル」を観ていない人でも映画を楽しめるのか

気になるところですよね。

そこについても、纏めてみましたので、皆さんと一緒に確認していきましょう!

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映画「ラストマイル」の感想は?

率直な感想は「なにこれ、おもしろい!!」

です笑

ラストマイルの上演時間は、2時間8分なのですが、

一度たりとも飽きることなく、没入することが出来ました。

というのも、

主人公の舟渡ふなどエレナを演じる満島ひかりさんと、

梨本なしもと  こうを演じる岡田将生さんの人物紹介をかなりスピーディに終えた後、

かなり序盤の段階でCMでも頻繁に流れている爆発のシーンが出てくる為です。

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これで、最初のつかみはバッチリです。

その後は、舟渡ふなどエレナ(センター長)と梨本なしもと  こう(チームマネージャー)が勤める

「DAILY FAST(デリファス)」

という世界規模ショッピングサイト(明らかにAM〇ZON笑)の関東センターにて、

物語が展開していき、爆弾はひとつではなく12個あるということで大騒ぎに。

しかも、爆弾は全て二人が勤めている関東センターからの出荷物であることも分かり、

全ての品物を出荷停止にするかどうかの問題に発展します。

ただ、その日は「ブラックフライデー」。

デリファスにとっては、一年で最も売上が伸びる=出荷数も増える日であるので、

出荷停止はありえません。

しかも、関東センター長を任されている舟渡ふなどエレナ(満島ひかり)は

着任早々だったので、「ここで失態を犯すようなことな出来ない!」

と隠ぺいを図るところも、

会社員の役職に就いたことがある方なら、少なからず共感するはずです。

一方で、梨本なしもと  こう(岡田将生)は中途入社二年目で、

舟渡ふなどエレナの隠ぺいに対して、反抗の意志を見せます。

ここのシーンでも“責任者”とそうでない人の立場や考え方が如実に描かれており、

「どっちの立場もめちゃくちゃ分かるな。。」

と思いながら筆者は観ておりました。。

最終的には、出荷停止することとなりますが、

今度は、デリファスが業務委託している運送会社へのしわ寄せが発生します。

運送会社・羊急便の関東局局長である八木やぎ竜平(阿部サダヲ)も最初は抵抗するものの、

デリファスからの仕事が全体の50-60%を占めている為、受け入れざる得ません。

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止めたら止めたで、客先からはクレームの嵐。

クレームで済めばよいですが、中には医療機器も含まれており、

遅れてしまうと患者の命に関わってきます。

もはや、物流とは人間の身体で言うと「血液」のような役割になっています。

血液を止める=死を意味しますが、

物流も同じで、物資が届かなければ人々の生活や命までもが危ぶまれることになります。

今の時代はスマホのボタン一つで気軽に注文出来て、

翌日にはモノが届く便利な時代となりました。

ただ、そんな便利な世の中になっている影で、必死になって運んでくれる人たちが

いかに安価で、かつ膨大な量に忙殺されているか、現代社会の闇を感じました。

物語の終盤には、物流会社がストライキを起こして、輸送賃金アップの要求を通します。

それでも、荷物一つにつき数十円のアップ。

某世界規模ショッピングサイトの配達員は、一日200個以上を配達していると聞くので

一日当たりの賃金は2,000円程度しか変わらないことになります。

人手不足が本格的に深刻化する2025年問題が以前から話題となっていますが、

一方で、配達員の負担は増え続けている状況なのですから、

いつかこのシステムは崩壊するかもしれないですよね。

もしかしたら、翌日配達というシステムは近い将来無くなってしまう?!

かもしれないと真剣に考えさせられました。

また、配達員から届く荷物を疑いもなく開けてきましたが、ラストマイルを見てから、少し躊躇して開けるようになりました。。。

とは、正直ならず、色々考えさせられたと言いつつも、結局は他人事と正直なところ思ってしまっているので、今まで通り届いたら速攻で開けてしまっています笑

現実世界でこんなテロが起こらない限り、危機感を感じることは一生ないんだろうなと思いました。

ラストマイルに関わらず、日本のドラマや映画でテロのことを題材にしている作品はたくさんあり、問題提起をして下さっていますが、結局日本で発生しなければ、我々はこのままずっと平和ボケしたまま生きていくのでしょうね。

それが良いか悪いのかは、分かりませんが。。。

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MIU404・アンナチュラル見ていなくても大丈夫?

結論から申し上げると、全く問題ないです!

というのも、かく言う筆者もMIU404もアンナチュラルも観たことがなかったからです笑

なぜ見ていなくても大丈夫なのかと言うと、MIU404とアンナチュラルのキャスト陣は、ラストマイルの物語の中では、さほど大きな役割がなかった為です。

正直言って、MIU404とアンナチュラルのキャスト陣である必要性はなくても、十分にラストマイルの話自体が面白いので楽しめる内容になっています。

ただ、両ドラマのファンの方達からしたら、狂喜乱舞だったかと思います。

もう観られないと思ってたドラマのキャラ達が、“ドラマのその後”として動いている訳ですから。

中には、ファンの方達にしか分からないキャストが「えっ?!?!そんなところに出演しているの?!」というシーンもあり、ネット上では大いに盛り上がりを見せています。

ですので、MIU404とアンナチュラルは観なくてもラストマイル自体は十分に楽しめますが、観た上で改めて観ると、新しい楽しみ方が出来ることは間違いなさそうです。

皆さん、同じように考えているのか、現にNetflix(ネットフリックス)でMIU404とアンナチュラルが視聴出来るようになっており、どちらもTOP10入りを果たしています。

これは完全にTBSの戦略通りと言えるでしょうね。

実際、筆者も見始めてしまっているので笑

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まとめ

・映画「ラストマイル」の感想についてまとめてみました。

・MIU404・アンナチュラル見ていなくても十分に楽しめます。
 筆者も両方とも観ずに臨みましたが、大変楽しむことが出来ました。

いかがだったでしょうか?

今年ナンバーワンのヒット作品となり、ロングランとなる可能性が高いラストマイルを

是非とも映画館でご覧になって頂ければと思います。

それでは、最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました!

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