神奈川県の山頂にある牧場は、自然と一体化したユニークな場所として注目されています。
この牧場は、神奈川県の奥地に位置し、周囲を緑に囲まれた静かな環境で、訪れる人々に癒しと感動を与えています。
特に、富士山や相模湾を一望できる絶景が魅力で、多くの観光客やロケ隊が訪れるスポットです。
『ポツンと一軒家』のような、自然の中で過ごす特別な体験ができるこの牧場は、日常から離れたリラックスした時間を提供します。
この記事では、その牧場の魅力や訪問情報を詳しく紹介します。
神奈川県の山頂にある牧場の場所はどこ?

【牧場名】薫る野牧場
【住所】〒258-0121 神奈川県足柄上郡山北町皆瀬川 宇高杉山1016−1
勝手なイメージで、めちゃくちゃ遠いのでは?と思って検索してみたら、
意外と都内から車で1時間30分ぐらいでたどり着けることが分かりました!🚙

薫る野牧場は、神奈川県山北町の大野山山頂付近に位置する牧場で、2018年6月に開牧されました。
この牧場は、日本では珍しい「山地酪農」を実践しており、自然と共生しながら牛を育てる独自のスタイルで注目されています。
基本情報

- 設立: 2018年6月
- 代表者: 花坂薫さん(東京農業大学卒、岩手県の中洞牧場で経験を積んだ後に独立)
- 特徴: 山地酪農による少量生産と持続可能な経営
山地酪農とは?

薫る野牧場が採用している「山地酪農」は以下の特徴を持つ自然農法です:
- 放牧主体: 牛を一年中山に放牧し、自然の草を主食とする。
- 牛の自然な生活: 自然交配・自然分娩を行い、牛が本来持つ生態を尊重。
- 環境保全: 牛が草を食べることで山の管理が行われ、土砂崩れ防止など環境保護にも寄与。
牧場の取り組み
- 牛乳生産:
- 山地酪農では一般的な酪農と比較して生乳生産量は約3分の1。
その代わりに高品質で環境に優しい牛乳を提供。 - 配合飼料を使わず、自然の草や米ぬかなどを利用。
- 山地酪農では一般的な酪農と比較して生乳生産量は約3分の1。
- 環境への貢献:
- ノシバ(日本芝)という草を活用し、土砂崩れ防止や山林再生に取り組む。
- 牛たちが草を食べることで他の植物の成長を助け、糞尿が肥料となる循環型の仕組み。
- 地域との連携:
- 地元住民や自治体から支援を受けて運営。
- 山北町共和財産区から8.8haの土地を借りて活動。
見学会と観光

- 薫る野牧場は観光牧場ではありませんが、月に一度見学会を開催しています。
- 見学会では以下が体験可能:
- 搾乳小屋や放牧地の見学
- 山地酪農についての説明
- 牛たちとの触れ合い
- 見学は事前予約制で、公式ホームページから申し込み可能。
課題と未来への展望
- 課題:
- 山地酪農は大規模化が進む一般酪農と比べて収益性が低い。
- 生乳買取価格が低く、自前で加工・販売する必要性があるため設備投資が必要。
- 展望:
- 持続可能な酪農モデルとして全国への普及を目指す。
- 山林活用や環境保全と結びつけた新しい農業スタイルを提案。
まとめ
薫る野牧場は、美しい丹沢山地で自然と調和した形で運営されており、牛たちと共に環境保全や地域活性化にも取り組んでいます。
日本では数少ない山地酪農の実践例として、多くの人々に感動と新しい視点を提供する存在です。
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