2024年6月30日にテレビ朝日系列で「ブラックジャック」が24年ぶりにドラマ化されます!
今回ドラマ化されたのは、獅子面病に関する話です。
獅子面病とは、作中では「骨がどんどん膨れ上がり、顔面が獅子のような恐ろしい形相に変形してしまう、治療法不明の病。」とされていますが、本当に獅子面病はある(実在)のでしょうか?
また、獅子面病のような超難解な病気を治療することが出来るBJ(ブラックジャック)が無免許医なのは、なぜなのでしょうか?
気になって調査してみましたので、皆さんと一緒に確認していきましょう!!
獅子面病は本当にある(実在)するのか?(写真・画像付)
こちらが、漫画ブラックジャックにて登場する獅子面病の患者の画です。
漫画の中では、とある刑事の“息子”という設定でした。
ドラマ版では、女優・松本まりかさんが獅子面病の患者役のようです。
左側が獅子面病に侵されてしまった顔のようです。
原作漫画を忠実に再現した素晴らしい特殊メイクかと思います。
では、実際この世に獅子面病という病気は存在するのでしょうか?
こちらの写真(画像)をご覧ください↓
こちらの写真(画像)の男性は、ドミニカ共和国在住の方です。
ブラックジャックで描かれている獅子面病とは少々異なりますが、こちらの方は世界中で40人にも満たない「獅子顔面症候群」の患者さんです。
この患者さんのご家庭は12人兄弟姉妹なのですが、そのうちなんと5人が「獅子顔面症候群」に罹患しているというのです。
「獅子顔面症候群」の病気の特徴としては、顔が異常に腫れ、目の感覚が広くなり、頬骨が広くなってしまうことで、別名「エイリアン」とも言われています。
見た目だけで十二分に苦しいのに、症状はそれだけではないのです。
神経を著しく圧迫することにより、失明、聴覚障害、知的障害などを引き起こしてしまう恐ろしい病なのです。
残念ながら、現在の医療では治療法は見つかっておりません。
ブラックジャック原作者である手塚治虫氏がこの病気をご存知であったのか定かではありません。
ただ、現実世界では助けられない患者でも、漫画の世界ではせめて救ってあげたかったという想いを込められた作品だったのかもしれません。
BJ(ブラックジャック)が無免許なのはなぜ?
ブラックジャックは、自他共に認める“世界一の医者”ということで作中では描かれています。
では、なぜブラックジャックは無免許医を貫いているのでしょうか?
これだけの腕前があるのであれば、堂々と医者の免許を取れば良いと思う方々は多いでしょう。
その理由ですが、こちらにまとめてみました↓↓
1. 過去のトラウマと信念
ブラックジャック(本名:間黒男)は幼少期に母親を医療事故で亡くし、自身も重傷を負いました。
その際に助けてくれた医師の本間丈太郎に強く影響を受け、独自の道を歩むことを決意します。
ブラックジャックは、自らの技術と信念に従い、制度(法律や規則なども含む)に縛られない医療を提供したいと考えているのだと思われます。
2. 医療制度への反発
ブラックジャックは、医療制度や既存の医療界に対して強い反発心を持っています。
彼は制度や権威に囚われず、患者のために最善を尽くす医師でありたいと常々考えてきました。
そのため、医師免許を取得しないことで、病院内の面倒なしがらみにとらわれずに自由な治療活動をしたいと考えています。
3. 高額な報酬
ブラックジャックは治療に対して非常に高額な報酬を要求することで知られています。
これは、一部の患者やその家族が治療の重要性を理解し、真剣に向き合うように促すための手段でもあります。どんなことをしてでも、治療を受けたいという覚悟があるかどうかを試しているのです。医師免許を持たないことで、彼はこの独自のビジネスモデルを維持することが可能となります。
以上の理由から、ブラックジャックは医師免許を取得せずに医療活動を行っているのです。
ただ、漫画の中では医師免許を取得出来るチャンスが訪れる回があります。
その際、ブラックジャックは非常に嬉しそうな表情を見せています。
天才である彼も、孤高である為に寂しい想いをしてきたのではないでしょうか。
堂々と治療が出来る医師というものへの憧れもあったのでしょう。
結局は、今までの違法な治療をしてきたことで医師免許取得は叶いませんでしたが、無免許医であり続けることによって、彼は自らの信念と価値観に基づいた医療を実践し続けることが出来たことは間違いないでしょう。
まとめ
〇ブラックジャック・獅子面病は本当にある(実在する) *写真(画像)は上記参照
〇ブラックジャックが無免許医であり続ける理由は3つ
1. 過去のトラウマと信念
2. 医療制度への反発
3. 高額な報酬
いかがだったでしょうか?
24年ぶりのブラックジャック実写版ドラマの放送がいまから待ち遠しいです!
それでは、最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました!!
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