漫画業界では、模倣やトレースといった“盗作”問題がたびたび話題になります。
SNSの発達により、一般の読者やネットユーザーが作品の類似点を指摘し、瞬く間に「盗作騒動」として拡散されることも珍しくありません。
そんな中、編集者・文筆家として知られる竹熊健太郎氏がX(旧Twitter)で「漫画家志望の学生から作品を盗作した漫画」について投稿したことが注目を集めています。
果たして、その作品とはいったいどの漫画のことなのでしょうか?!
まとめてみましたので、興味のある方は一緒に確認していきましょう。
漫画家志望の学生からアイデアを盗作した漫画はなに?
竹熊健太郎がX(旧Twitter)で語った「漫画家志望の学生が出版社に持ち込んだ作品が没になり、その後、他の漫画家によってアイデアを盗作され新連載・アニメ化までされた漫画」について、具体的な作品名は投稿内で明かされていません。
竹熊氏の投稿によれば、2000年代初頭、彼の学生が持ち込んだ未発表作品が編集者に没にされ、その後ほぼ同じキャラクターやアイデアが別の漫画家による新連載として雑誌に掲載され、最終的にアニメ化まで至ったという実例があったとされています。
しかし、作品名や関係者の詳細は伏せられており、竹熊氏自身も「裁判に持ち込むのは難しい」「証明が困難」と述べています。
この件は、作品の持ち込みと著作権保護、そして業界の慣習の問題点を浮き彫りにしたエピソードとして語られており、具体的な漫画タイトルや作者名は公開されていません。
2000年初頭に新連載+アニメ化となった漫画は?

注意!!
あくまで2000年代初頭に大手出版社から新連載となった作品を事実としてまとめただけであり、これらの中に該当の作品があるという訳ではないですので誤解なきようお願いします。
代表的な新連載作品(2000~2003年、大手出版社)
集英社(週刊少年ジャンプなど)
- ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン(荒木飛呂彦、2000年)
- SAND LAND(鳥山明、2000年)
- ピューと吹く!ジャガー(うすた京介、2000年)
- Mr.FULLSWING(鈴木信也、2001年)
- BLACK CAT(矢吹健太朗、2000年)
- ボボボーボ・ボーボボ(澤井啓夫、2001年)
講談社(週刊少年マガジンなど)
- RAVE(真島ヒロ、1999年末~2005年)
- スクールランブル(小林尽、2002年)
- エア・ギア(大暮維人、2002年)
- 探偵学園Q(天樹征丸・さとうふみや、2001年)
小学館(週刊少年サンデーなど)
- 金色のガッシュ!!(雷句誠、2001年)
- うえきの法則(福地翼、2001年)
注意点
- 週刊誌以外にも月刊誌や青年誌、少女誌などでも多数の新連載がありました。
- 上記はあくまで「有名」「代表的」な作品を中心に抜粋しています。
- すべての新連載を網羅するには、各出版社の公式アーカイブやウィキペディア等の年別連載開始リストを参照する必要があります。
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