「京都ノートルダム女子大学(通称:ダム女)が“Fラン”と呼ばれ、ついに2026年度から学生募集を停止、事実上の廃校となるニュースが話題になっています。
『大学がなくなる=グループ全体が危ないの?』『小中高の附属校も定員割れで将来は大丈夫?』と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
しかし実際には、ノートルダム女学院中学高等学校やノートルダム学院小学校は今も根強い人気と進学実績を誇り、大学の募集停止がそのまま附属校の危機につながるわけではありません。
本記事では、ダム女の廃校理由や“Fラン”と呼ばれる背景、そして小中高の現状と今後について、最新データをもとにわかりやすく解説します。
✔京都ノートルダム女子大学(ダム女)はfランだから廃校?
✔京都ノートルダム女子大学(ダム女)の小中高の附属校は大丈夫?
興味のある方は一緒に確認していきましょう。
京都ノートルダム女子大学(ダム女)はfランだから廃校?

京都ノートルダム女子大学(ダム女)が廃校(学生募集停止・閉学)となる主な理由は、「Fランだから」だけではありません。
確かに、同大学は近年の偏差値が35前後~37.6程度とされ、いわゆる“Fランク”や“Eランク”に分類されることもありますが、廃校の直接的な要因は急速な少子化による18歳人口の減少と、長期間にわたる定員割れです。
大学側は存続のために様々な方策を講じてきましたが、2024年度の新入生は定員330名に対して186名と大幅に下回り、今後も改善が見込めないため、2026年度以降の募集停止を決断しました。
つまり、「Fラン=廃校」という単純な図式ではなく、社会全体の人口減少や進学志向の多様化、大学間競争の激化が背景にあります。

少子化の波が遂に、、、という感じだね。
大学が廃校ということは、京都ノートルダム女子大学(ダム女)の附属校である
小中高も定員割れしているってことなんじゃ?!
京都ノートルダム女子大学(ダム女)の小中高の附属校は大丈夫?
京都ノートルダム女子大学の小中高の附属校(ノートルダム女学院中学高等学校・ノートルダム学院小学校)は、大学の募集停止や閉学の影響を直接受けることはありません。
学校法人ノートルダム女学院は公式に「附属の中学・高校・小学校については、大学の募集停止とは関係なく、今後も教育活動を進めていく」と明言しています。
ノートルダム女学院の小・中・高それぞれの最新の倍率は?
中学校(ノートルダム女学院中学校)
- 2024年度入試の合計倍率は「1.2倍」でした。
- 入試区分ごとの倍率は、A2・B1・B2が「1.3倍」、C日程が「1.4倍」、さくら推薦・オーケストラクラブ推薦が「1.0倍」などとなっています。
高等学校(ノートルダム女学院高等学校)
- 2025年度入試要項によると、外部募集は約70名。
- 最新の出願速報では、志願者72名に対し募集人数70名、倍率は「1.03倍」となっています。
小学校(ノートルダム学院小学校)
- 募集定員はA日程で約120名。
- 倍率は公式には非公表ですが、例年A日程で定員がほぼ埋まる状況で、実質倍率は「1.0倍前後」と推測されます。
まとめると、小学校は1.0倍前後(非公表)、中学校は1.2倍、高校は1.03倍と、いずれも大きな定員割れや高倍率ではなく、安定した志願状況です。
なぜ内部生は京都ノートルダム女子大学(ダム女)へ進学しないの?
内部生が京都ノートルダム女子大学(ダム女)へ進学しない主な理由は、より難関大学や他大学への進学志向が強いこと、学びたい分野や将来の進路に合った大学を選ぶ傾向があることです。
- ノートルダム女学院中学高等学校の生徒は、指定校推薦などを活用して関西圏の有名私立大学や国公立大学への進学を目指すケースが多く、京都ノートルダム女子大学への内部進学はごく少数です。
- 内部推薦制度自体は整っており、全員が推薦で進学できる仕組みもありますが、生徒たちはより自分の希望に合った進路を選択しています。
- 進学先の選定理由としては、「より高い偏差値の大学」「より専門性の高い学部」「将来のキャリアに直結する進路」などを重視する傾向が強く、大学のブランドや難易度も大きく影響しています。
このように、内部進学の枠があっても、進学志向や進路希望の多様化、他大学への魅力の高さが、内部生がダム女に進学しない主な理由です。

なんだか、ちょっと矛盾しているわよね。
Fランだから定員割れしている訳ではなく、少子化の問題と言っているけど、小中高は依然として定員分れしていないのに、そのなま大学まで内部進学しないのは、レベルが低いから、もっと高い大学へ行きたいということでしょ?
学校側の本音と建て前があるのかもしれないわね。
京都ノートルダム女子大学(ダム女)と附属校の廃校に関するまとめ
✔京都ノートルダム女子大学(ダム女)はfランだから廃校という訳ではなく、少子化の問題が深刻化したことによる定員割れと発表されている。
✔一方で、京都ノートルダム女子大学(ダム女)の小中高の附属校は定員割れはしておらず、順調。なので、そのまま内部進学をすれば大学の定員割れは防げるはずである。
✔ただ、大学はもっとレベルの高いところへ行きたいという内部生が多く、内部進学はごく少数という事実があり、実はFランであるからこそ定員割れが真実なのでは?と推察される。
いかがだったでしょうか?
京都ノートルダム女子大学(ダム女)だけでなく、他の学校も近い将来、同じような事態に陥ることは間違いないでしょうね。。。
それでは、最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。
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