出前館のねずみ混入事件は誰の責任？お店側or置き配した客のせい？

フードデリバリーサービス「出前館」で発生した生きたネズミ混入事件は、配達システムの盲点を浮き彫りにしました。

2025年3月29日、加盟店から受け取った食事をレジ袋に入れ「置き配」した直後、客が袋内に5cmのクマネズミを発見。

袋は密閉されていたにもかかわらず、専門家は「わずかな隙間から侵入可能」と指摘しています。

この事件を受け、ネット上では「飲食店の衛生管理の問題か」「置き配を選んだ客の責任か」と責任の所在を巡る議論が沸騰。

加盟店・配達員・利用者という3者の接点において、誰にどのような責任が発生するのか。。。？

興味のある方は一緒に確認していきましょう。

出前館のねずみ混入事件の内容をおさらい

出前館ねずみ混入事件について時系列でまとめみました👇

＜2025年3月29日（事件発生当日）＞

• 加盟店から商品受け取り
  出前館の配達員が加盟店（飲食店）から注文品を受け取り、顧客宅前での「置き配」を選択。レジ袋は口を閉じた状態で配送されました。
• 顧客がネズミを発見
  商品到着後、客が自宅内でレジ袋を開封した際、体長約5cmの生きたクマネズミを発見。
  客は直ちに出前館に報告しました。

• ネズミの駆除
  駆除業者が現場に急行し、その場でネズミを処分。専門家は「レジ袋のわずかな隙間から侵入した可能性」を指摘しました。

＜2025年3月29日～4月1日（調査期間）＞

• 出前館の対応
  • 加盟店の衛生管理状況や配達ルートの確認を開始。
  • 配達員に対し、商品受け取り時と配達時のダブルチェックを徹底するよう指示。
  • 混入経路として「飲食店での調理工程」「配達中の侵入」「顧客宅周辺の環境」などあらゆる可能性を調査。

＜2025年4月1日（公式発表）＞

• 謝罪と調査結果の公表
  出前館は公式に謝罪し、現時点で「ネズミが飲食店の調理過程で混入した証拠はない」と発表。
  一方、配達中に袋内に侵入した可能性を否定できず、調査を継続する方針を示しました。

出前館のねずみ混入事件は誰の責任？お店側or置き配した客のせい？

出前館のねずみ混入事件の責任の所在については、現時点で明確な結論は出ていません。

が、以下のような要因が複合的に絡んでいると考えられます👇

1. 加盟店（飲食店）側の責任

• 衛生管理の不備: 調理工程中にネズミが混入した可能性は否定できません。過去の事例（すき家のネズミ混入）では、店舗内の衛生管理が不十分だったことが原因とされています。
• 商品受け渡し時の確認不足: 加盟店が配達員に商品を渡す際、袋の密閉状態や異物の有無を十分にチェックしていなかった可能性があります。

2. 出前館（配達員）の責任

• 配達中の管理不備: レジ袋の口が閉じられていたものの、専門家は「わずかな隙間から侵入可能」と指摘しています。配達員が商品を受け取る際や配達時に袋の状態を厳密に確認していなかった可能性があります。
• 置き配方式のリスク: 商品を玄関先に置く「置き配」では、配達員が顧客に直接手渡さないため、配送中や置かれた後の環境要因（ネズミの侵入）に対する監視が不可能です。

3. 顧客側の責任

• 商品受け取りの遅延: 置き配後、顧客がすぐに商品を受け取らなかった場合、ネズミが袋に近づく時間的余裕が生まれる可能性があります。ただし、今回の事例では客が「すぐに受け取った」と報告されており、この点の責任は軽微と考えられます。

4. 環境要因

• 周辺の衛生状態: 顧客宅や加盟店周辺にネズミが生息していた場合、外部環境が混入の要因となる可能性があります。

＜結論＞

現時点では、加盟店・出前館・環境要因のいずれか、または複合的な要因が考えられます。

法的な責任の所在は今後の調査結果次第ですが、出前館は配達員の確認プロセス強化を表明しており、加盟店側にも衛生管理の再点検が求められます。

顧客の責任は限定的ですが、置き配利用時は迅速な受け取りがリスク軽減に繋がります。

出前館のねずみ混入事件に関する責任の所在まとめ

いかがだったでしょうか？

楽しみにしていた食事の中にネズミが入っていたら、もう絶叫ですよね。

筆者はもう置き配は出来なくなるかもしれないです。。(゜-゜)

それでは、最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました！