人気お笑いコンビ「千鳥」がMCを務めるフジテレビの看板バラエティ番組「千鳥のクセスゴ!」が、2025年3月2日の3時間スペシャルをもって最終回を迎えることが発表されました。
2020年10月の放送開始から約4年半という長きにわたり、多くの視聴者を楽しませてきた同番組。
その突然の終了に、ファンからは驚きの声が上がっています。
なぜ「千鳥のクセスゴ」は終了することになったのでしょうか。
パクリ疑惑や視聴率の低下、フジテレビを取り巻く騒動など、様々な憶測が飛び交っています。
本記事では、番組終了の背景にある可能性のある理由を詳しく探っていきます。
千鳥のクセスゴ番組終了理由その①【パクリ疑惑】

「千鳥のクセスゴ」の番組終了理由の一つとして挙げられているパクリ疑惑について、以下のようにまとめられます👇
- 2022年9月15日に放送された『千鳥のクセがスゴいネタGP』の新企画『クセスゴ笑10(しょうてん)』が、他の番組の企画と酷似していると指摘されました。
- 具体的には、TBSの『イロモネア』やフジテレビの『連笑 10人連続で笑わせろ!』との類似性が指摘されています。
- 『クセスゴ笑10』の企画内容は、「今年いろいろあって元気がない人たち」に30秒以内でネタを披露し、10人連続で笑わせられるかというものでした。
- この企画は特に『連笑 10人連続で笑わせろ!』に酷似していると話題になりました。
- パクリ疑惑により、視聴者からは「観る気失せる」といった否定的な声も上がっています。
- 過去には、東野幸治が『クセスゴ』を『あらびき団』のパクリだとイジっていたこともありましたが、番組が人気になるにつれてそのような発言もできなくなったと語っています。
このパクリ疑惑は、「千鳥のクセスゴ」の番組終了理由の一つとして挙げられており、視聴者の信頼を損ねた可能性があります。
「千鳥のクセスゴ」番組終了理由その②【視聴率の低下】

「千鳥のクセスゴ」の番組終了理由として挙げられている視聴率の低下についてまとめます👇
- 視聴率の推移:
- 2021年1月2日放送の新春2時間SPでは5.7%を記録し、同時間帯で最下位だった。
- 2024年9月の放送回では、コア視聴率が3.0%~3.2%まで低下。
- 放送時間帯の変更の影響:
- 2020年10月の開始時は木曜21時枠だったが、2023年4月から日曜19時枠に移動。
- この変更により視聴者層が変わり、視聴率が安定しにくくなった。
- 競合番組との比較:
- 同時間帯の日テレ『イッテQ』のコア視聴率が10.6%だったのに対し、大きく差をつけられている。
- 同じ千鳥がMCを務める『千鳥の鬼レンチャン』と比べても視聴率が低調。
- 視聴者の反応:
- SNSでは視聴率の低さを心配する声や、番組内容に疑問を呈する意見が見られる。
- 放送時間の変更により、以前のファンの視聴習慣が崩れたという指摘もある。
- 番組内容の影響:
- コンセプトの固定化や同じようなパターンの継続により、新鮮味が失われた可能性がある。
- SNSでの拡散力や盛り上がりが『鬼レンチャン』に比べて少ないという指摘もある。
これらの要因が複合的に作用し、「千鳥のクセスゴ」の視聴率低下につながったと考えられます。
「千鳥のクセスゴ」番組終了理由その③【フジテレビの騒動】

「千鳥のクセスゴ」番組終了理由の一つとして挙げられているフジテレビの騒動について、まとめてみました👇
- スポンサー離れの深刻化:
- フジテレビの広告収入が前年同月比で約9割減少する見通しとなった。
- 2月25日時点で取引のあるスポンサーはわずか72社にまで減少。
- 1月末時点でCMをACジャパンに差し替えた企業は311社に上る。
- 経営への影響:
- フジ・メディアHDは2025年3月期の連結決算業績予想を下方修正。
- 純利益は従来予想の290億円から98億円に引き下げられた。
- 番組への影響:
- 「FNS27時間テレビ2025」や「FNS歌謡祭」春スペシャルの放送中止。
- 『ぎりぎりをせめるので続くだけやります法律お笑い』の放送休止。
- 騒動の背景:
- 中居正広氏と女性とのトラブルに端を発する問題。
- フジテレビの説明不足や閉鎖的な会見姿勢が批判を招いた。
- 系列局への影響:
- フジ系列局の損失額が2025年3月期に計13億~14億円規模に上る見通し。
- 地方局の経営をも揺るがす事態となっている。
これらの要因により、フジテレビの番組編成や制作体制に大きな影響が出ており、「千鳥のクセスゴ」を含む多くの番組の存続が危ぶまれる状況となっています。
「千鳥のクセスゴ」番組終了理由その④【番組内容の変化】

「千鳥のクセスゴ」番組終了理由の一つとして挙げられる番組内容の変化についてまとめてみました👇
- 放送時間帯の変更による影響:
- 2023年4月から木曜21時枠から日曜19時枠に移動した。
- この変更により、視聴者層や番組の雰囲気が変化した可能性がある。
- コンセプトの固定化:
- 「クセがスゴい」ネタを披露するという基本的なフォーマットが変わらず、マンネリ化した可能性がある。
- 企画の類似性:
- 2022年9月に放送された新企画「クセスゴ笑10」が他番組の企画と似ているという指摘があった。
- オリジナリティの欠如が視聴者の興味を失わせた可能性がある。
- MCの役割の変化:
- 千鳥のコメントが「副音声」のような役割を果たすようになり、ネタそのものよりもMCの反応に注目が集まるようになった。
- 「おかわりタイム」の意味の変化:
- 単にネタを再放送するだけでなく、千鳥の新たな発見や解釈に焦点が当てられるようになった。
これらの変化により、番組の魅力が薄れ、視聴者の興味が低下した可能性があります。また、他の千鳥出演番組との比較で、相対的に人気が低下したことも終了の一因となった可能性があります。
「千鳥のクセスゴ」番組終了理由その⑤【ゴールデンタイム降格】

「千鳥のクセスゴ」番組終了理由の一つとして挙げられるゴールデンタイム降格について、以下のようにまとめられます👇
- 放送時間の変更:
- 2020年10月の開始時は木曜21時枠(ゴールデンタイム)で放送されていました。
- 2023年4月から日曜19時枠に移動しました。
- 視聴率への影響:
- 放送時間変更後、視聴率が徐々に低下していったと言われています。
- 日曜19時枠は激戦区であり、他局の人気番組との競合が激しくなりました。
- 視聴者層の変化:
- 放送時間の変更により、ターゲット層が分散し、以前のような固定ファン層を維持するのが難しくなりました。
- 木曜夜に番組を楽しんでいたファンの中には、新しい放送時間に合わなくなった人もいました。
- 番組内容への影響:
- 放送時間によって企画も少しずつ変わっていき、視聴者の評価に影響を与えた可能性があります。
- 競合番組との比較:
- 日曜19時枠では『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)、『坂上&指原のつぶれない店』(TBS系)、『ナニコレ珍百景』(テレビ朝日系)などと視聴率争いを繰り広げることになりました。
このゴールデンタイム降格により、番組の視聴率や人気に大きな影響が出たと考えられ、終了の一因となった可能性があります。
「千鳥のクセスゴ」が番組終了する理由まとめ
千鳥のクセスゴ番組終了理由は、以下5つの可能性が高いです。
・パクリ疑惑
・視聴率の低下
・フジテレビの騒動
・番組内容の変化
・ゴールデンタイム降格
いかがだったでしょうか?
人気番組が終了してしまうのは、残念ですよね。。。
それでは、最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。
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クセスゴを見て元気をもらった思い出