2025年1月30日に、プロ卓球リーグの丹羽孝希選手がオンラインカジノ賭博容疑で書類送検されるニュースがありました。
このニュースを聞いて、「オンラインカジノ賭博」という名称に聞き馴染みのない方々もいらっしゃたのではないでしょうか?(筆者はそうでした(゜-゜))
今回のニュースを見て、筆者が気になったのはこちらです👇
1. オンラインカジノ賭博が違法な理由は?【簡単解説】
2. ギャンブル(競馬・競艇・競輪・パチンコ)が合法な理由は?【簡単解説】
調査してまとめてみましたので、皆さんと一緒に確認していきましょう。
オンラインカジノ賭博が違法な理由は?【簡単解説】
オンラインカジノ賭博が違法な理由は、日本の刑法で定められた賭博罪に該当するためです。
具体的には以下の2つの要件を満たすことで賭博とみなされます👇
1. 偶然の勝敗によって財物などを得たり、失ったりすること
2. 財物や財産上の利益を賭けること
オンラインカジノはこれらの要件を満たすため、法的に「賭博」となる違法行為です。
日本国内のオンラインカジノに参加すると「賭博罪」となり、50万円以下の罰金または科料が科せられます。
また、常習的に参加した場合は「常習賭博罪」となり、より重い罰則(3年以下の懲役)が適用されます。
海外のオンラインカジノを利用する場合でも、日本国内からパソコンやスマホで参加すれば、国内で犯罪が行われたとみなされ、違法となります。
したがって、オンラインカジノ賭博は、その形態や運営場所に関わらず、日本の法律上は違法行為とされています。
まさに丹羽孝希選手は、これをやってしまったんだろうな・・・
ただ、一人で勝手にそんなオンラインカジノのサイトに辿り着けるとは思えない。
誰かに教えてもらった可能性もあるね・・・
ギャンブル(競馬・競艇・競輪・パチンコ・オートレース)が合法な理由は?
日本では、競馬、競艇(ボートレース)、競輪、オートレースが「公営ギャンブル」として合法化されています。これらが合法である主な理由は以下の通りです👇
1. 公的機関による運営: これらのギャンブルは民間企業ではなく、公的機関が運営しています。
2. 収益の公益利用: 得られた収益が公的事業に使用されるため、社会全体にメリットがあります。
3. 法的規定: これらの競技は特別法によって規定され、公営ギャンブルとして認められています。
ただ、パチンコについては、厳密には「公営ギャンブル」ではありません。
が、以下の理由で合法とされています👇
1. 賞品交換方式:
パチンコは直接現金を賭けるのではなく景品を介するため法的には賭博罪に当たりません。
2. 三店方式(下記図を参照!):
実質的には換金が可能ですが、この方式により法的なグレーゾーンとして扱われています。
これらのギャンブルは、依存症対策や犯罪防止、経済的側面を考慮しつつ、規制下で運営されています。ただし、オンラインカジノなど、上記以外のギャンブルは基本的に違法とされています。
そもそも“公営ギャンブル”といっても、賭博となる2つの要件満たしちゃってるじゃん。。。ひと昔前は、色々と利権がからんでいたんだろうね。
いまの時代では、ないことを祈るけど。。
オンラインカジノ賭博とギャンブルの違いまとめ
1. オンラインカジノ賭博が違法な理由は、シンプルに「賭博」の要件2つを満たしている為。
要件①偶然の勝敗によって財物などを得たり失ったりすること
要件②財物や財産上の利益を賭けること
2. ギャンブル(競馬・競艇・競輪・パチンコ・オートレース)が合法な理由は、「公営ギャンブル」として合法化されている為。
いかがだったでしょうか?
簡単に言うと、ギャンブル(競馬・競艇・競輪・パチンコ・オートレース)の本質は、賭博の要件2つを満たしているので、法律的には「賭博罪」となるところですが、国が、「公営ギャンブル」と認めている為、合法という訳です。
なんとも都合が良い様に聞こえてしまいますが。。。
いずれにせよ、いまの日本ではギャンブル(競馬・競艇・競輪・パチンコ・オートレース)以外の賭け事をすると法律違反になると、それだけ覚えて生活すれば良いということです。
下手な誘いに乗ってしまうと、人生が破滅する恐れがあるので、気を付けましょう。。
それでは、最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました!
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