1975年の名作を令和の時代にリブートしたNetflix映画『新幹線大爆破』。
爆弾を仕掛けた犯人の正体や動機、そして現代版ならではの新たな謎が物語の大きな見どころとなっています。
オリジナル版では高倉健が主犯を演じていましたが、リメイク版では主人公が車掌・高市和也(草彅剛)に変更され、犯人像や事件の構図も大きくアップデート。
果たして「はやぶさ60号」を脅かす爆破犯は誰なのか?
本記事では、Netflixリメイク版『新幹線大爆破』の犯人の正体とその背景を、ネタバレを交えて詳しく解説します。
「新幹線大爆破(Netflixリメイク)」の犯人は誰?【ネタバレ】

Netflixリメイク版『新幹線大爆破』の犯人は、女子高生・小野寺柚月
と発破技師・古賀勝利(演:ピエール瀧)でした。
この女子高生が、「はやぶさ60号」に爆弾を仕掛けて政府に巨額の身代金(1000億円)を要求するんです。
既に「新幹線大爆破」を先駆けてご覧になっている映画ライターの方のコメントにこのようにありました👇
犯人は一体誰だ――。勘のいい人は、その言動から “もしや?” と中盤あたりで気づくかもしれない。でも、それが余計にドキドキ鼓動を速めることに。
<映画ライター/評論家 折田千鶴子氏のコメントより抜粋>
この文面から察するに、犯人は1975年に公開となった初代「新幹線大爆破」の沖田哲男のように、新幹線には乗らずに身代金を要求しているわけではなく、新幹線内もしくは新幹線関係者の中に紛れているという可能性が高い!
と思ってはいましたし、小野寺柚月が“喋れない子”かと思うぐらい、無口だったので、怪しさ満点でしたが、まさか本当に犯人だったとは思いませんでした。
で、共犯の発破技師・古賀勝利(演:ピエール瀧)ですが、、、
実は1975年版「新幹線大爆破」と繋がりがあったのです!!!
二人の犯行動機を解説しながら、詳しく説明していきたいと思います👇
「新幹線大爆破(Netflixリメイク)」の犯人の動機は?【ネタバレ】
女子高生・小野寺柚月の動機

自身の父親・小野寺勉への復讐が動機でした。
・小野寺柚月は母親が無くなってから、父親と二人暮らしとなり、暴力三昧の日々を過ごす。
・「せめてオス(男)だったら」と、この世に生まれてきたことを否定され続けてきた。
また、小野寺柚月の父親は元・警察官であり、1975年「新幹線大爆破」の“犯人の一味”を射殺し、「いまの新幹線があるのは自分のおかげ」と自慢し続けられたことも、更にストレスに拍車をかけることとなったのです。
最終的に、小野寺柚月は父親が住む自身の実家にも爆弾をしかけ、実家もろとも父親を爆死させます👇

発破技師・古賀勝利の動機

古賀勝利も小野寺柚月と同様に、小野寺勉への復讐が動機でした。
古賀勝利の父は1975年「新幹線大爆破」の“犯人の一味”であった古賀勝でした。
古賀勝は、警察に包囲され、逮捕されるならばとダイナマイトで自爆死するという最期を遂げます。
それを当時の警察は自爆死というのは警察の面子的によろしくないと判断し、警察が射殺したことで新幹線の爆弾を止めることが出来たという武勇伝を作り上げたのです。
それだけでも古賀勝利としては許せなかったのに、そのことを小野寺勉が自慢気に周りへ吹聴していたことで堪忍袋の緒が切れ、娘の柚月の父親に対する恨みを利用し、爆弾を提供することにしたのです。
「新幹線大爆破(Netflixリメイク)」の犯人に関するまとめ
✔「新幹線大爆破(Netflixリメイク)」の犯人は女子高生・小野寺柚月と発破技師・古賀勝利(演:ピエール瀧)の二名。
✔二人の犯行動機は、小野寺柚月の父親である小野寺勉への復讐。
✔小野寺柚月は父親からの暴力を過去ずっと受けていたことが動機。
✔古賀勝利は、父親の死を小野寺勉に侮辱されたことが動機。
いかがだったでしょうか?
それでは、最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました!!
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