「新幹線大爆破」リメイクがオリジナル(1975)の東海道新幹線と違い東北新幹線なのはなぜ?

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2025年、Netflixでリブートされた『新幹線大爆破』。

オリジナル(1975年)が東海道新幹線を舞台にしていたのに対し、リメイク版では東北新幹線「はやぶさ60号」が物語の主役となっています。

なぜ舞台が大きく変更されたのでしょうか?

その背景には、JR東日本の全面協力による“本物”の新幹線や指令所を使ったリアルな映像表現へのこだわり、そして現代社会にふさわしい新たな物語を構築しようという制作陣の強い意志がありました。

今回は、その理由とリブート版ならではの魅力に迫ります。

「新幹線大爆破」オリジナル(1975)に東海道新幹線が選ばれた理由は?

「新幹線大爆破」リメイク版に東北新幹線が選ばれたのはなぜ?

「新幹線大爆破」オリジナル(1975)に東海道新幹線が選ばれた理由は?

理由は大きく分けて3つあります!

1. 社会的注目度が非常に高い路線だった

1975年当時、東海道新幹線は日本の三大都市圏(東京・名古屋・大阪)を結ぶ大動脈であり、社会的注目度が非常に高い路線だったため、物語のスケールや緊張感を最大限に高めることができた。

2.  東京―博多間が全線開通したのが1975年だった

映画公開の1975年は、東海道・山陽新幹線が岡山―博多間まで延伸し、東京―博多間が全線開通した年であり、新幹線が日本の象徴的インフラとなっていた時期だった。

3. 当時の日本社会における新幹線の象徴的な存在であった

高速鉄道としての先進性や、当時の日本社会における新幹線の象徴的な存在感が、パニック映画の舞台として最適だった。

このように、東海道新幹線は「社会的インパクト」「時代性」「物語のリアリティ」を兼ね備えた舞台として選ばれたといえるでしょう。

新幹線って日本が開発した乗り物だって知ってた?
1964年10月1日に世界初の高速鉄道として東海道新幹線(東京~新大阪間)が
開業したんだよ!
これも東海道新幹線が選ばれた理由のひとつだろうね。

そもそも、1975年時には新幹線は東海道新幹線しか存在しなかったということね。
東北新幹線は、1982年6月23日に大宮駅~盛岡駅間で暫定開業したみたいだから、そもそも、オリジナル版で東北新幹線が採用されることはあり得なかったというわけね。

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「新幹線大爆破」リメイク版に東北新幹線が選ばれたのはなぜ?

「新幹線大爆破」リメイク版に東北新幹線が選ばれた理由は大きく5つあります!

1. JR東日本の特別協力

リメイク版ではJR東日本が特別協力しており、実際の車両や施設を使ったリアルな映像制作が可能になったことが大きな理由の一つです。

一方、なぜ東海道新幹線(JR東海)が舞台にならなかったのかについては、公式な発表はありません。ただし、舞台が東北新幹線に変更された理由として、「JR東海には断られたが、JR東日本は協力してくれたのでは」という推測や裏話も一部で語られています。

2. 現代性・リアリティの追求

監督は「令和の時代にふさわしい作品にするため、一から再構築した」と語っており、現代の新幹線運行システムや社会状況を反映させるため、東北新幹線が選ばれました。

東海道新幹線(JR東海)にもしかしたら、断れたのかもしれませんが、結果的には新しいものが作れたわけなので、これはこれで良かったのではないでしょうかね。

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3. 物語の新鮮さと差別化

オリジナルの東海道新幹線から舞台を変えることで、既視感を避け、現代の観客にも新鮮なサスペンスを提供する意図があります。

確かに、オリジナル版(1975年)を見たことがある人も、舞台が違ってくるので、新鮮な気持ちで見ることが出来そうですもんね。

4. 運行本数やシステムの違い

現代の新幹線は運行本数やスピード、システムが大きく進化しており、その違いがドラマのリアリティやスリルを高める要素となっています。

オリジナル版(1975年)は“時速80キロを下回ると爆破”という爆破装置でしたが、リメイク版は「時速100キロを下回ると爆破」となっていますからね。

まさに50年経った現代技術を結集した新幹線というところでしょうか。

5. 「はやぶさ」など最新型車両を全面に出したかった

東北新幹線「はやぶさ」は日本の高速鉄道の最先端を象徴する存在であり、現代的な舞台設定にふさわしいと判断されたと考えられます。

新幹線「はやぶさ」は、2011年3月5日に東北新幹線で運行を開始しました。

E5系車両を使用し、当時の国内営業最高速度300km/hで登場した新しいタイプの新幹線です。

その後も最高速度320km/hへと進化し、現在も東北新幹線・北海道新幹線を走る新しい世代の新幹線といえます。

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「新幹線大爆破」に関するまとめ

「新幹線大爆破」オリジナル(1975)に東海道新幹線が選ばれた理由は3つ。
①社会的注目度が非常に高い路線だった為
②東京―博多間が全線開通したのが1975年だった為
③当時の日本社会における新幹線の象徴的な存在であった為

「新幹線大爆破」リメイク版に東北新幹線が選ばれたの理由は5つ。
①JR東日本の特別協力を得ることが出来たから
②現代性・リアリティの追求したかったから

③物語の新鮮さと差別化をしたかったから
④運行本数やシステムの違いが50年間で生じたから
⑤「はやぶさ」など最新型車両を全面に出したかったから

いかがだったでしょうか?

是非ともオリジナル版(1975年)をご覧になっていない方は、視聴することを強くオススメします。

50年前の作品とは思えないぐらい、クオリティが高い作品ですので、惹き込まれること間違いなしです!

それでは、最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました!!

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