2024年の流行語大賞として、「ふてほど」が大賞を受賞しました。
ただ、「ふてほど」ってなに?
と思った方は沢山いらっしゃったのではないでしょうか?
筆者もその中の一人でした。
調べてみると、阿部サダヲさん主演で、コンプライアンス問題をテーマにヒットした
ドラマ「不適切にも程がある」の略語でしたが、
そんな略し方聞いたことが無いというのが、世間の方々の大多数の反応だったと思います。
そこで気になったのが、こちらです👇
1. 「ふてほど」を2024流行語大賞に決めた人は誰?
2. 「ふてほど」と略語(略称)した理由はなに?
3. そもそも流行語大賞ってどうやって決めているの?
調査してまとめてみましたので、皆さんと一緒に確認していきましょう!!
「ふてほど」を2024流行語大賞に決めた人は誰?
2024年の「新語・流行語大賞」の選考委員は以下のメンバーで構成されていました👇
・金田一秀穂(杏林大学教授・言語学者)
・辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)
・パトリック・ハーラン(お笑い芸人)
・室井滋(俳優・エッセイスト)
・やくみつる(漫画家)
・大塚陽子(「現代用語の基礎知識」編集長)
これらのメンバーは、それぞれ異なる専門性や視点を持ち、流行語の社会的影響や
文化的背景を考慮して選定を行っているようです。
確かに各分野で活躍されている方々であることは、理解出来ますよね。
ただ、各人からの「ふてほど」に決めた理由は、公式に発表されていません。
「ふてほど」と略語(略称)した理由はなに?
前述した通り、各界の著名人らが一堂に会して、真剣に議論した末に、
2024年の流行語大賞を決めていることは間違いないはずです。
正直言って「ふてほど」というワードが世の中で、流行っていないことは
選考委員会の方々も当然、認識をしていたと思います。
実際に、どれだけ世の中で「ふてほど」が認知されていなかったかと言うと
こちらの方のツイートが分かり易いかと思います👇
ご覧頂いた通り、流行語大賞が発表になってから急上昇していますが、
それまでの検索数はほぼゼロに近かったことがお分かり頂けたかと思います。
では、なぜ「不適切にも程がある」とせずに略語(略称)の「ふてほど」としたのでしょうか?
1. キャッチーさの追求
略語にすることで、言葉自体が短くなり覚えやすくなります。特に「ふてほど」のように、耳に残るリズムや響きを持つ略語は、メディアやSNSでの拡散力が強くなります。この点は、流行語としてのインパクトを高める意図があったと考えられます。
2. 親しみやすさの演出
略語には日常会話で使いやすい特徴があります。ドラマの正式タイトル「不適切にもほどがある!」をそのまま使うと硬く感じる場面でも、「ふてほど」と略せばカジュアルで気軽な印象を与えます。このように、言葉を縮めることで、広い世代に親しみやすくなる効果があります。
3. 若者文化との親和性
若者の間では略語が流行しやすく、SNSやチャットでの使用に適していることから、略語化はそのまま流行を生む起点になりやすいです。「ふてほど」のような略語は、若者を中心にした現代的な文化に寄り添った選択ともいえます。
以上が考えられる理由かと思われます。
要は、選考委員会の方々は、あえて世間に浸透していない略語(略称)である「ふてほど」と
することで、まさに世間がこのように大騒ぎすることを狙っていたのではないでしょうか?
例年、流行語大賞は注目はされますが、ここまで話題を集めていなかったように思えます。
ですので、今回は一件は実は選考委員会の計算通りで、我々は踊らされていたのでは?
という可能性もあるのではないかと思ってしまいましたが、、、
果たして、真実はどうなんですかね(笑)
そもそも流行語大賞ってどうやって決めているの?
流行語大賞の選考プロセスには、一般投票やアンケートは含まれません。
選定基準は、単に一時的な人気だけではなく、言葉がその年の社会情勢や文化をどの程度
反映しているかも重要視されています。
流行語大賞の選考には、通常数週間から1か月程度の時間がかかるとされています。
11月中旬までに選考委員がノミネート語を精査し、その後に会議を行い、受賞語を決定します。
選考会議自体は1日で完了することが多いですが、それまでに各委員がノミネート語について
情報を集めたり意見交換したりする期間が含まれます。
また、選考の流れは、まず実際に話題になった言葉をノミネートリストとしてまとめ、
その中から「その年らしさ」を基準に、言葉の流行度や影響力を総合的に評価して決定します。
選考過程は議論が活発で、多様な視点を取り入れるために慎重に進められますので。
余計に今回の一件については、あえて略語(略称)としたのではないかと勘ぐってしまいます(笑)
2024年流行語大賞「ふてほど」まとめ
1. 「ふてほど」を2024流行語大賞に決めた人は以下6名。
金田一秀穂(杏林大学教授・言語学者)、辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)、
パトリック・ハーラン(お笑い芸人)、室井滋(俳優・エッセイスト)、
やくみつる(漫画家)、大塚陽子(「現代用語の基礎知識」編集長)
2. 「ふてほど」と略語(略称)した理由は公式に発表されていないが、
あえて世間で流行していない略語(略称)とすることで、世間から注目を集めようと
した狙いがあった可能性は否めない。
3. そもそも流行語大賞の決め方について、一般投票やアンケートは一切なく、
11月中旬までに選考委員がノミネート語を精査し、通常数週間から1か月程度
時間をかけて最終決定している。
いかがだったでしょうか?
間違いなく、例年の流行語大賞よりも注目度を集めたような気がするので、
あえて「ふてほど」と略語(略称)にしたように思えてならないです(笑)
それでは、最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました!!
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