ロサンゼルス・ヤンキースに所属しているメジャーリーガーの大谷翔平選手ですが、
メジャーリーグ最高額の契約に相応しく、ワールドシリーズを制覇し、
名実共に世界最高峰のプレーヤーとなりました。
そんな大谷翔平選手のように、自分の子供にも育って欲しいと思う親御さんは
世に沢山いらっしゃるかと思います。
そこで、今回気になって調査してみたのは下記の通りです!
1. 大谷翔平に対する両親の教育方針とはどんなものだったのか?
2. 大谷翔平みたいには、どうすればなれるのか?
まとめてみましたので、皆さんと一緒に確認していきましょう!!
大谷翔平に対する両親の教育方針とはどんなものだったのか?
大谷翔平選手のご両親、特に父・徹さんと母・加代子さんは、
スポーツマンとしての基礎だけでなく、人間性を育てる教育方針にも
力を入れていたと知られています。
以下がその主な方針です。
自律と自己管理
大谷翔平選手のご両親は、大谷選手が自分で考えて行動できるように
「自律」と「自己管理」
を重視しました。
父親の徹氏は元社会人野球の選手で、自身が学んだことを大谷翔平選手へ惜しみなく伝えつつも、
無理に押し付けることなく、本人が自ら行動できるように後押したと言います。
例えば、、
大谷翔平選手の練習やトレーニング内容については
自分自身でメニューを作るよう促したのです。
一般的には、コーチなどから指示されたメニューを
何の疑問も持たずに、ただただ実行する選手が多いのではないでしょうか?
大谷翔平選手のご両親の方針は、この点が異なっていました。
大谷翔平選手自身に、自分がいま足りないものが何かを自問自答させ、
その課題を解決する為には何をするべきかをまず考えるよう促したのです。
自分で考えたメニューなので、
実際にそのメニューを実行すると、
「なにか違うな。。。」
と、感じる部分がほぼ確実に出てきます。
そのようなトライ&エラーを敢えて、
大谷翔平選手自身にやるよう促すことで、
人から与えられたものを、ただ実行する“思考停止”人間ではなく、
自分自身で問題解決の為に考えることが、
当たり前の行動として捉えることが出来る
いわゆる「自律」と「自己管理」を有した人間に
育て上げることが出来るのだと思います。
長所を伸ばす
大谷翔平選手の母・加代子氏は元バドミントン選手であり、
スポーツに対する理解が深かったため、
大谷選手の得意なところや長所に目を向け、
そこを伸ばすことに注力しました。
また、欠点を指摘するよりもポジティブな面を評価し、
本人が自信を持って取り組めるようサポートしたといわれています。
大谷選手の場合、
身体能力や持久力、粘り強さといった特性に気づき、
それらをさらに発揮できるような環境やサポートを提供しました。
▶様々なスポーツの経験をさせる
加代子氏は、野球だけでなく、さまざまなスポーツに挑戦することを推奨していました。
大谷翔平選手は小さい頃から水泳や陸上、スキーなどにも親しみ、
それぞれのスポーツを通じてバランスの取れた身体能力を養いました。
これにより、基礎体力や柔軟性、俊敏さが鍛えられ、
結果的に野球でのパフォーマンスにもつながった可能性が高いです。
▶生活リズムと栄養管理を重視
幼少期からの規則正しい生活リズムや栄養管理も、加代子氏のサポートの一環でした。
成長期の体に適したバランスの良い食事を用意し、
体調を整えながら運動に取り組める環境を作りました。
また、睡眠時間をしっかり確保できるよう生活リズムを整え、
疲労の蓄積を防ぐよう心がけていました。
失敗を受け入れさせる教育
加代子氏は、練習や試合で失敗したときも責めず、
「挑戦して得られたものを次に活かす」という考え方を教えていました。
これにより、大谷翔平選手は失敗を恐れずに粘り強く挑戦する姿勢を身につけ、
メンタル面でも安定して試合に取り組めるようになりました。
特に二刀流のような大きな挑戦でも自信を失わないでいられたのは、
この粘り強さを育む教育のおかげと考えられます。
また、大谷翔平選手が何かに挑戦する際には、
欠点を指摘して負担を感じさせるのではなく、
彼のポジティブな側面や良い結果を評価することで、
本人が自信を持ち続けられるように意識したと言います。
こうした母・加代子のサポートは、大谷翔平選手が自分の能力を信じて
努力し続ける姿勢や、結果にとらわれず成長を重視する姿勢にも影響を与え、
彼の成功の基盤となったと考えられます。
価値観を育てる
ご両親は、野球だけでなく、人として大切な価値観を大事にするよう教えていました。
大谷翔平選手は家族や周囲の人々への
感謝の気持ち、礼儀、謙虚さを
大切にする姿勢を常に持っています。
こうした価値観は家庭での教育の賜物であり、
メジャーリーグでのプレッシャーの中でも謙虚さを
失わない姿に現れていると考えられます。
大谷翔平みたいには、どうすればなれるのか?
大谷翔平選手が野球を始めたばかりの頃から目立つ選手だったわけではありません。
彼が特別な才能を開花させ始めたのは、むしろもう少し成長してからです。
小学2年生で野球を始めた当初は、特に突出した能力があったわけではなく、
周りの選手と大きな違いは見られなかったと言われています。
大谷翔平選手はただひたむきに練習に励むタイプで、
コツコツと基礎を積み上げていく中で少しずつ成長を見せるようになりました。
そして、小学5年生になる頃には、彼の努力と成長が実り始め、
特に球の速さやバッティングの力強さで徐々に注目されるようになりました。
中学では既に速球で有名になり、最速120km/hを記録するほどの投手に成長していました。
さらに、バッティングでもパワーがあり、投打にわたって才能を開花することとなります。
このように、大谷選手は一朝一夕で目立つ選手になったのではなく、
日々の練習や試行錯誤を重ねることで徐々に才能を開花させ、
周囲に注目される選手へと成長していったのです。
この「二刀流」を支えた努力と持続力が、今の大谷翔平選手の成功の大きな要因となっています。
ただ、、、
「言われたら納得の話だけど、そんなにモチベーションが続かない。。。」
と言った声が聞こえてきそうですね。笑
実は、大谷翔平選手が野球を飽きずに続けられた理由は、
彼の性格や家庭の環境、また彼の野球への取り組み方にあったのです。
常に好奇心と探究心を持ち続ける
大谷選手は野球に対する強い好奇心と探究心を持っていました。
彼は技術や戦略を学ぶのが好きで、
常に「もっと上手くなりたい」「次はどんな技術を身につけられるか」
を考えながら練習していたと言われています。
彼は同じ練習の繰り返しに飽きることなく、新しい課題に挑戦し続けたため、
飽きることがなかったのです。
目標を細かく設定する
大谷選手は子供の頃から目標設定を大切にしていました。
中学の頃には「プロで活躍する」という大きな目標を抱き、
そのために必要な小さな目標を立てて実行していきました。
彼の目標ノートには、練習方法や具体的な改善点などが記されており、
常に「次のステップ」を見据えて努力していたため、モチベーションを保つことができたのです。
両親とコーチのサポート
大谷翔平選手が野球を楽しく続けられるように、
両親や指導者たちがプレッシャーをかけすぎずにサポートしていました。
特に父親の徹氏は無理に練習を強制せず、本人が楽しんで取り組める環境を大切にしました。
大谷翔平選手のコーチも、強制的な練習よりも自主性を重んじ、
本人が主体的に野球に向き合えるよう導いたと言われています。
こうした周囲の理解あるサポートも、彼が野球に飽きずに続けられた大きな理由です。
常に挑戦し続けること
また、大谷翔平選手がプロの世界へ飛び込んだ時には、
投打の「二刀流」という大きな挑戦に向かって努力を重ねていたため、
やりがいや刺激を常に感じていました。
二刀流は野球界でも前例が少なく、新しいプレースタイルの確立は彼にとって
大きなチャレンジであり、それがモチベーションをさらに高めたと考えられます。
ピッチングとバッティングの両方で目標を持ち、それぞれに対して新しい課題を
設定することで、日々の練習に飽きることなく取り組んでいたのです。
このように、好奇心を持って新たな目標に向かう性格や、柔軟なサポートを受けた環境、
二刀流という挑戦があったために、大谷選手は野球に飽きることなく、
情熱を持って続けることができたのだと言えるでしょう。
大谷翔平選手に関するまとめ
・大谷翔平選手に対する両親の教育方針とは以下の4点。
①自律と自己管理、②長所を伸ばす、③失敗を受け入れさせる教育、④価値観を育てる
・大谷翔平選手みたいに、どうすればなれるのかは結局は日々の努力の積み重ね。
最初から天才であった訳ではなく、地道な努力を積み重ね、才能が開花したに過ぎない。
ただ、そうは言うもののモチベーションの維持が最も大変であり、大谷翔平選手の場合、
下記のように取り組むことで高いモチベーションを維持している。
①常に好奇心と探究心を持ち続ける、②目標を細かく設定する、
③両親とコーチのサポート(過度なプレッシャーをかけない)
④常に挑戦しつづけること
いかがだったでしょうか?
子どもの生まれ持った才能だけで、大谷翔平選手のような人生の成功者になれるわけではない
ことが良く理解出来たように思えました。
子ども自身もそうですが、両親がどのように我が子に対して幼少期から接するのかが、
大谷翔平選手のような人間になれるかどうかの大きなカギを握っているのかもしれませんね。
それでは、最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました!!
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